アメリカ流の福祉か 2016 11 6
知人から、マイクロソフトの株式の話を聞いて、
「ひょっとすると、これは、アメリカ流の福祉かもしれない」と思いました。
マイクロソフトの株価は、
ウィンドウズが騒がれたころは、ひたすら右肩上がりに上昇したそうです。
ここ10年は、安定企業となり、
株価の推移は、おとなしい動きとなっています。
しかし、配当金は、この10年で、
4倍になったと言われています。
マイクロソフトは、今や世界の巨大企業ですが、
成長期には、株価上昇で、富を分配して、
安定企業になったら、配当金で富を分配しています。
マイクロソフトの株主の数は、膨大な数であることを考えると、
富の分配を株式で行ったと言えるかもしれません。
(マイクロソフトの株価は、現時点では、1株60ドル弱です)
マイクロソフトは、ビル・ゲイツとポール・アレンが設立したソフトウェア会社で、
特にビル・ゲイツは大学を中退してマイクロソフトを創業していますので、
マイクロソフトは、大学生が作った企業、つまり「大学生企業」のようなものでした。
なぜ、このようなことを書いたかというと、
国家が食べていくには、誰かが稼がなければならないということです。
共産主義や社会主義は、一見すると、バラ色のように見えますが、
国の富、つまり国富を食い尽くしたら、共産主義は終了となります。
つまり、「誰かが稼いでくれて、自分に給付金をくれる」と思ってはダメです。
みんなが、そう思ったら、
みんなで国富を食い尽くしたときに、すべてが終わるのです。
誰かが稼ぐのではなく、自分で稼いで社会を支えるべきです。
God helps them that help themselves.
(神は、自らを助ける者を助ける)